縮毛矯正でうねりが残るときの原因と対処法|前髪・アイロン・返金の正しい向き合い方

縮毛矯正をしたのに、鏡を見るとまだうねりが残っていると感じることはありませんか。
残りうねりの原因は一つではなく、工程・髪質・前髪の特性など複数要因が重なって起こることが多いです。
本記事では美容室の視点から「なぜ残るのか」「今すぐできること」「返金や再施術の考え方」をわかりやすく解説します。
読み終えた頃に、不安が少しでも軽くなれば幸いです!
なぜ縮毛矯正後にうねりが残るのか

代表的な要因をサロンの現場から整理します。
- 還元不足や放置時間不足で結合がほぐしきれていないケースです。
- ダメージ差や既矯正部と新生部のミックスにより薬剤が均一に効いていないケースです。
- アイロンの温度・テンション・プレス回数が部位によってぶれてしまったケースです。
- 中間水洗や酸化(2剤)不足で形が固定しきれていないケースです。
- ブリーチ・ハイライト・デジタルパーマなど施術履歴の影響が出ているケースです。
とくに前髪と顔まわりは髪が細く汗や皮脂の影響も受けやすく、最もうねりが残りやすい部位です。
うねりのタイプ別チェック表

タイプ | 見え方 | よくある原因 | 対処の目安 |
---|---|---|---|
全体に残る | ボリュームが収まらない | 還元不足・薬剤選定のミスマッチ | 薬剤見直しとアイロン工程の再設定 |
根元のみ浮く | 根元2〜3cmがふくらむ | 根元のアイロン角度・テンション、中和不足 | 根元ポイントリタッチで立ち上がり補正 |
中間〜毛先のヨレ | パサつきと方向性の乱れ | 熱履歴の蓄積・オーバーアイロン | 中間のみ補正+毛先は補修重視 |
前髪だけ戻る | 朝S字に曲がる | 皮脂・汗・前髪特性 | 前髪のみ再矯正または酸性ストレート |
濡れると出る | 乾くと少し収まる | 酸化不足・乾かし不足 | 根元方向付けドライ+固定力の見直し |
前髪のうねりが残ったときのホームケア

前髪は数分のケアで仕上がりが大きく変わります。
- ドライヤーは根元から前に向かって風を当て、左右に振りながら地肌から乾かします。
- クセの曲がりと反対方向に軽く引き出しつつ乾かし、最後に毛流れを整えます。
- ミニアイロンは130〜150℃を目安に一回通しを基本とし、強いプレスは避けます。
- 仕上げはオイル一辺倒ではなく、軽いミストやミルクで水分バランスを整えます。
- 湿気の強い日は前髪の内側に耐湿スプレーを薄く使います。
自宅での高温アイロンの連用はうねりを悪化させ、ダメージを進行させやすいので避けましょう。
返金よりも、まずは再施術やメンテナンスの相談を

仕上がりに満足できないとき「返金」という言葉が浮かぶかもしれません。
実際は部分的な手直しや薬剤・アイロン設定の見直しで解決できるケースが多いです。
当店では状態をしっかり確認し、再施術・部分補正・トリートメントなど最適なプランをご提案します。
返金の可否や条件はサロンごとに規定が異なるため、まずは技術保証期間と対応内容をご確認ください。
来店が難しい場合は施術直後と現在の写真、気になる部位、ホームケアやアイロン温度の情報をご共有ください。
サロンでのプロの手直しメニュー例

- 根元ポイントリタッチで立ち上がりと方向性を整える施術です。
- 前髪のみ縮毛矯正または酸性ストレートで、柔らかさを保ちながら固定します。
- 中間〜毛先は無理に伸ばさず、ブロー矯正や補修トリートメントでツヤと手触りを補います。
- ハイダメージやビビり毛はデザイン調整(カット)を優先し、日常の扱いやすさを高めます。
無理な再矯正はダメージを拡大させる恐れがあるため、プロの見極めが最重要です。
来店前にチェックしておくとスムーズです

- 直近のカラー・パーマ・縮毛矯正などの履歴と時期をメモします。
- 気になる部位の写真を明るい場所で撮影し、濡れた状態と乾いた状態の両方を用意します。
- 自宅アイロンの機種・温度・通す回数を確認します。
- 手ぐしで感じる引っかかりや切れ毛の有無をチェックします。
施術から1〜2週間以内のご相談は、原因の特定と再現性の高い手直しにつながりやすいです。
よくある質問

- Q.返金は可能ですか。
- サロンごとの規定に基づいて個別に判断いたします。
まずは状態確認と改善策のご提案を行い、そのうえで最適な対応をご説明します。
返金の前に、再施術や部分補正で改善できるかを一緒に確認しましょう。 - Q.前髪だけの再矯正はできますか。
- 可能です。
部分施術により時間と負担を抑えながら仕上がりを整えられる場合があります。 - Q.毎朝アイロンを使っても大丈夫ですか。
- 低温・短時間・保護剤の3点を守ればダメージを抑えられます。
ただし高温の連用は避け、週の使用回数や通す回数を見直しましょう。
まとめ・ご予約のご案内

縮毛矯正後にうねりが残っても、原因を見極めて適切に手直しすれば解決できるケースは少なくありません。
前髪や顔まわりの小さなお悩みでも遠慮なくご相談ください。
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