縮毛矯正の次の日、どう過ごす?学校・仕事・朝の支度がラクになるプロの対処法

縮毛矯正の次の日は「濡らさない・跡をつけない・熱をかけすぎない」が基本です。
寝癖がついた朝や、学校・仕事に急ぐ前、雨や汗かく日、シャワーだけ浴びたい夜でも、ポイントを押さえればきれいが続きます。
本記事では、美容室の視点で「次の日の朝の整え方」「シーン別のOK/注意」「よくある悩みの解決策」をやさしく解説します。
最優先は担当美容師の指示ですが、迷ったときの基準としてご活用ください。
縮毛矯正「次の日」の基本ルール

- 濡れたまま放置はNGです。
シャワー後や汗をかいたらなるべく早く根元から完全ドライしましょう。 - 跡がつくことは避けます。
きついゴムで髪を結ぶ・長時間帽子で押さえる・耳にかけっぱなしは控えめにします。 - 熱は最小限にします。
アイロンは低温で一往復を基本にして、毎日の多用は避けます。 - 担当美容師のアフターケア指示が最優先です。
薬剤や技法(酸性ストレートなど)により「洗えるタイミング」が異なります。
次の日の目安早見表(サロン視点の一般的なガイド)

シーン | 次の日の目安 | 補足ポイント |
---|---|---|
シャンプー(朝シャン含む) | 担当の指示を最優先にし、当日OK~24時間以降のいずれかが一般的です。 | 洗うなら1回やさしく、すすぎ十分、根元から乾かします。 |
シャワー・お風呂 | 短時間なら可ですが、長時間の蒸気は控えます。 | 濡れたまま放置はNGで、すぐにドライします。 |
アイロン | 必要時のみ低温(目安140~160℃)で一往復。 | 同じ部位を何度もなぞらないようにします。 |
髪を結ぶ | 「結ばないといけない」日は、ゆるめのシュシュやシルクゴムで低い位置にします。 | きついゴム・高い位置・長時間は跡の原因になります。 |
帽子 | 短時間なら可です。 | 蒸れや圧迫に注意し、外したら手ぐしとドライで形を整えます。 |
耳にかける | 仕上げ直前に短時間だけにします。 | 長時間かけっぱなしは折れグセの原因になります。 |
雨・湿気 | 撥水オイルを薄く、折りたたみ傘やフードで物理ガードをします。 | 濡れたら早めにドライし、表面のみ低温アイロンで整えます。 |
運動・汗かく | 吸水タオルやティッシュで汗を抑えてから風を当てます。 | 汗後は根元中心にしっかり乾かして形をキープします。 |
ヘアスプレー(ケープなど) | 最小限・20cm以上離して使用します。 | 夜はクレンジングを丁寧にして、皮脂や汚れを残さないようにします。 |
薬剤の臭い | 数日で落ち着くことが多いです。 | よく乾かし換気をすると軽減しやすいです。 |
次の日の朝ルーティン(学校・仕事前に)

- 寝癖やうねってる部分を、ぬるま湯ミストで軽く湿らせます。
- ドライヤーで根元→毛先の順に、風を上から下へ当てます。
- 表面のうねりは低温アイロンで一往復だけ通して、艶を整えます。
- 耳にかけるのは最後の仕上げで短時間にして、折れグセを避けます。
- 雨・湿気対策に、前髪は耐湿系ミストを薄く、全体に撥水系オイルを米粒1~2個分だけなじませます。
- 次の日結ばないといけない場合は、低い位置でゆるく、痕のつきにくいシュシュやシルクゴムを使います。
シーン別Q&A(キーワードで即解決)

Q. 次の日の朝、寝癖でうねるときは?
ぬるま湯ミスト→根元ドライ→表面だけ低温アイロン一往復で整えます。
強引にブラッシングせず、髪の面をなでるようにテンションをかけます。
同じ場所を何度も高温で通さないのがコツです。
Q. 朝シャン・シャンプーは次の日からOK?
当日の洗髪可否は施術によって異なるため、まず担当の指示を確認します。
洗う場合は1回やさしく、ぬるま湯で予洗い→泡立てて地肌をマッサージ→十分にすすぎます。
仕上げは根元から完全ドライし、必要なら表面のみ低温アイロンで面を整えます。
Q. シャワーだけ浴びたい・お風呂に入りたいときは?
短時間で済ませ、蒸気で髪が柔らかくなりすぎないようにします。
濡れたらすぐにタオルドライ→根元からしっかり乾かします。
濡れたままの放置はNGです。
Q. 雨の日や運動で汗かく日はどうする?
外出前に薄く撥水オイル、前髪は耐湿ミストでガードします。
汗をかいたら吸水紙やタオルで押さえ、根元中心にドライヤーで乾かします。
仕上げに表面だけ低温アイロンで「面」を整えるとツヤが戻ります。
Q. 髪を結ぶ・結ばないといけない場合のコツは?
低い位置でゆるく、シュシュやシルクゴムを選びます。
長時間は時々ほどいて地肌を休ませ、跡がつく前に面を整え直します。
Q. 帽子はかぶってもいい?
短時間ならOKです。
蒸れや圧を避け、外したら手ぐしで毛流れを整えてから軽くドライします。
Q. 耳にかけるのは大丈夫?
仕上げ直前の短時間ならOKです。
かけっぱなしは折れグセの原因になるため、こまめにおろします。
Q. ヘアスプレー(ケープ)は使える?
必要最小限で、20cm以上離して全体に薄くかけます。
夜は丁寧にクレンジングして、地肌や髪に残さないようにします。
Q. 薬剤の臭いが気になる…
数日で落ち着くことが多いです。
よく乾かす・部屋を換気する・香りミストを毛先にほんの少量だけ使うと軽減しやすいです。
トラブル早見表(気づいたらすぐに)

状態 | セルフ対処 | サロンへの目安 |
---|---|---|
折れグセ・帽子やゴムの跡 | 根元からドライ→表面を低温アイロンで一往復。 | 数日続くなら早めにご相談ください。 |
うねり戻りが強い | 湿気対策と完全ドライを徹底します。 | 早期相談でリカバリー方法の選択肢が広がります。 |
ビビリ毛(強いダメージのちりつき) | 無理な熱処理やブラッシングは避けます。 | 自己判断せず直ちにサロン相談を推奨します。 |
プロがおすすめするホームケアチェックリスト

- ドライヤーは根元から、髪の面に沿って上から下へ風を当てます。
- アウトバスは軽い保湿系を少量、つけすぎに注意します。
- 摩擦を減らすため、就寝時はシルク系のナイトキャップや枕カバーを検討します。
- アイロンは「低温・一往復・必要時のみ」を合言葉にします。
- 週1~2回、補修系トリートメントで内部ケアを行います。
次のメンテナンスとサロン活用

前髪や顔まわりは生活で最も跡がつきやすいので、早めのメンテ相談が安心です。
全体のリタッチ時期は髪質・伸び具合・ダメージバランスで調整します。
「次の日の朝が大変」「学校や仕事で結ぶルールがあって不安」なども遠慮なくご相談ください。
あなたの生活に合わせて、結び方・帽子・運動・雨の日ケアまで具体的にご提案します。
まとめ

次の日は「濡らさない・跡をつけない・熱を最小限」がキーワードです。
迷ったら当日でもサロンに相談して、あなたに合う最短ルートで整えましょう。
きれいなストレートを気持ちよく楽しめるよう、私たちが全力でサポートします。