縮毛矯正の次の日、どう過ごす?学校・仕事・朝の支度がラクになるプロの対処法

2025.08.28

縮毛矯正の次の日は「濡らさない・跡をつけない・熱をかけすぎない」が基本です。
寝癖がついた朝や、学校・仕事に急ぐ前、雨や汗かく日、シャワーだけ浴びたい夜でも、ポイントを押さえればきれいが続きます。

本記事では、美容室の視点で「次の日の朝の整え方」「シーン別のOK/注意」「よくある悩みの解決策」をやさしく解説します。
最優先は担当美容師の指示ですが、迷ったときの基準としてご活用ください。

縮毛矯正「次の日」の基本ルール

  • 濡れたまま放置はNGです。
    シャワー後や汗をかいたらなるべく早く根元から完全ドライしましょう。
  • 跡がつくことは避けます。
    きついゴムで髪を結ぶ・長時間帽子で押さえる・耳にかけっぱなしは控えめにします。
  • 熱は最小限にします。
    アイロンは低温で一往復を基本にして、毎日の多用は避けます。
  • 担当美容師のアフターケア指示が最優先です。
    薬剤や技法(酸性ストレートなど)により「洗えるタイミング」が異なります。

次の日の目安早見表(サロン視点の一般的なガイド)

シーン次の日の目安補足ポイント
シャンプー(朝シャン含む)担当の指示を最優先にし、当日OK~24時間以降のいずれかが一般的です。洗うなら1回やさしく、すすぎ十分、根元から乾かします。
シャワー・お風呂短時間なら可ですが、長時間の蒸気は控えます。濡れたまま放置はNGで、すぐにドライします。
アイロン必要時のみ低温(目安140~160℃)で一往復。同じ部位を何度もなぞらないようにします。
髪を結ぶ「結ばないといけない」日は、ゆるめのシュシュやシルクゴムで低い位置にします。きついゴム・高い位置・長時間は跡の原因になります。
帽子短時間なら可です。蒸れや圧迫に注意し、外したら手ぐしとドライで形を整えます。
耳にかける仕上げ直前に短時間だけにします。長時間かけっぱなしは折れグセの原因になります。
雨・湿気撥水オイルを薄く、折りたたみ傘やフードで物理ガードをします。濡れたら早めにドライし、表面のみ低温アイロンで整えます。
運動・汗かく吸水タオルやティッシュで汗を抑えてから風を当てます。汗後は根元中心にしっかり乾かして形をキープします。
ヘアスプレー(ケープなど)最小限・20cm以上離して使用します。夜はクレンジングを丁寧にして、皮脂や汚れを残さないようにします。
薬剤の臭い数日で落ち着くことが多いです。よく乾かし換気をすると軽減しやすいです。

次の日の朝ルーティン(学校・仕事前に)

  1. 寝癖やうねってる部分を、ぬるま湯ミストで軽く湿らせます。
  2. ドライヤーで根元→毛先の順に、風を上から下へ当てます。
  3. 表面のうねりは低温アイロンで一往復だけ通して、艶を整えます。
  4. 耳にかけるのは最後の仕上げで短時間にして、折れグセを避けます。
  5. 雨・湿気対策に、前髪は耐湿系ミストを薄く、全体に撥水系オイルを米粒1~2個分だけなじませます。
  6. 次の日結ばないといけない場合は、低い位置でゆるく、痕のつきにくいシュシュやシルクゴムを使います。

シーン別Q&A(キーワードで即解決)

Q. 次の日の朝、寝癖でうねるときは?

ぬるま湯ミスト→根元ドライ→表面だけ低温アイロン一往復で整えます。
強引にブラッシングせず、髪の面をなでるようにテンションをかけます。
同じ場所を何度も高温で通さないのがコツです。

Q. 朝シャン・シャンプーは次の日からOK?

当日の洗髪可否は施術によって異なるため、まず担当の指示を確認します。
洗う場合は1回やさしく、ぬるま湯で予洗い→泡立てて地肌をマッサージ→十分にすすぎます。
仕上げは根元から完全ドライし、必要なら表面のみ低温アイロンで面を整えます。

Q. シャワーだけ浴びたい・お風呂に入りたいときは?

短時間で済ませ、蒸気で髪が柔らかくなりすぎないようにします。
濡れたらすぐにタオルドライ→根元からしっかり乾かします。
濡れたままの放置はNGです。

Q. 雨の日や運動で汗かく日はどうする?

外出前に薄く撥水オイル、前髪は耐湿ミストでガードします。
汗をかいたら吸水紙やタオルで押さえ、根元中心にドライヤーで乾かします。
仕上げに表面だけ低温アイロンで「面」を整えるとツヤが戻ります。

Q. 髪を結ぶ・結ばないといけない場合のコツは?

低い位置でゆるく、シュシュやシルクゴムを選びます。
長時間は時々ほどいて地肌を休ませ、跡がつく前に面を整え直します。

Q. 帽子はかぶってもいい?

短時間ならOKです。
蒸れや圧を避け、外したら手ぐしで毛流れを整えてから軽くドライします。

Q. 耳にかけるのは大丈夫?

仕上げ直前の短時間ならOKです。
かけっぱなしは折れグセの原因になるため、こまめにおろします。

Q. ヘアスプレー(ケープ)は使える?

必要最小限で、20cm以上離して全体に薄くかけます。
夜は丁寧にクレンジングして、地肌や髪に残さないようにします。

Q. 薬剤の臭いが気になる…

数日で落ち着くことが多いです。
よく乾かす・部屋を換気する・香りミストを毛先にほんの少量だけ使うと軽減しやすいです。

トラブル早見表(気づいたらすぐに)

状態セルフ対処サロンへの目安
折れグセ・帽子やゴムの跡根元からドライ→表面を低温アイロンで一往復。数日続くなら早めにご相談ください。
うねり戻りが強い湿気対策と完全ドライを徹底します。早期相談でリカバリー方法の選択肢が広がります。
ビビリ毛(強いダメージのちりつき)無理な熱処理やブラッシングは避けます。自己判断せず直ちにサロン相談を推奨します。

プロがおすすめするホームケアチェックリスト

  • ドライヤーは根元から、髪の面に沿って上から下へ風を当てます。
  • アウトバスは軽い保湿系を少量、つけすぎに注意します。
  • 摩擦を減らすため、就寝時はシルク系のナイトキャップや枕カバーを検討します。
  • アイロンは「低温・一往復・必要時のみ」を合言葉にします。
  • 週1~2回、補修系トリートメントで内部ケアを行います。

次のメンテナンスとサロン活用

前髪や顔まわりは生活で最も跡がつきやすいので、早めのメンテ相談が安心です。
全体のリタッチ時期は髪質・伸び具合・ダメージバランスで調整します。
「次の日の朝が大変」「学校や仕事で結ぶルールがあって不安」なども遠慮なくご相談ください
あなたの生活に合わせて、結び方・帽子・運動・雨の日ケアまで具体的にご提案します。

まとめ

次の日は「濡らさない・跡をつけない・熱を最小限」がキーワードです。
迷ったら当日でもサロンに相談して、あなたに合う最短ルートで整えましょう。
きれいなストレートを気持ちよく楽しめるよう、私たちが全力でサポートします。

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